0101 21世紀の扉を開く鍵

それは
そこに扉などないことに気づくことだ

0105 役に立つ事

一人を見つめていると万人が見えてくる

0109 錬金術

同じ飴玉を
僕からきみに
きみから僕に
与え合うだけで
甘さが増すなんて
僕は今日
きみから
錬金術の第一章を教わった

0114 忘れられないもの

今年のキーワードは「忘れられないもの」
これは思い出に浸っているようでいて
僕の中では21世紀の幕開けに相応しく
過去と現在と未来を内包したキーワードとなっている

いままでも いまも これからも「忘れられないもの」
「なくてはならないもの」を考えたり
「あって欲しいもの」を考えたりする時にも
この「忘れられないもの」が大きなヒントを与えてくれる
過去と現在と未来を見渡して見えてくる「忘れられないもの」
それが暗闇でも道を照らしてくれる

忘れないで欲しい
「何故忘れられないのか?」
そんな理由より大きな価値が
「忘れられないもの」にはあることを

0115 成人の日

本当の成人の日はいつだろう?

0215 夏の降る黄昏

それは昨日のことだろうか?

星の樹に実った輝きを頬張っていたのは

あれは本当に水色だったろうか?

なぜって美しく夏の降る黄昏だったじゃないか

これは微風にかいた永遠のコンチェルトだろうか?

まるで沈黙が心揺さぶる主旋律の指揮を振っているかのようだ

もしもそれが見えないのなら

その背中の闇を撃ち 

時を吸い込んだ淡い光を

吐息のように囁くがいい

それは昨日ではなく

明日でもなく

今この時この刹那

眼前を包囲する

夏の降る黄昏

0625 堕ちてきた天使

心に触れると
少しひんやりとする
懐かしいような
しょっぱいような
透き通った海の手触り

窓を開け 両手を広げ
日射しを浴び 初夏の空気を吸い込む
そして新しい朝を迎え入れるように
その心は微風を優しく抱きしめた

前 後 右 左
何処から現れたのか?
不思議そうに見廻すきみ
僕も同じような振る舞いをするものだから
きみは思わずその可笑しさに微笑んだ

鋪道のあちらと こちらから
ゆっくりと歩み寄り
束の間 天空を仰ぎ見る

もう一度
美しさも羨む純粋さを纏った瞳を覗き込むと
お互い 何処からきたのかなんて
もう知りたいことではなくなっていた

0824 Lupin the Second

我が家に2匹目の
さ迷える仔犬が
やってきた。

ルパンを拾った時と
全く同じで
道路をフラフラと
歩いていたらしい。

今日は
ルパンと一緒に
近所の公園まで
散歩。

出会いは突然
当たり前のように
道の向こうから
やってくる。

この道を
歩いてきて良かったと
キラキラと
思えた夏の午後。

命名「コナン」。

0828 昨日と明日を結ぶリング

我が儘と無関心の間に耳があり
正直さと思いやりの間に口がある

高慢さと甘さの間に鼻があり
現実と幻想の間に瞳がある

安息と溜め息の間に肺があり
貪欲と空虚の間に胃袋がある

自由と束縛の間に手があり
逃避と冒険の間に足がある

貧しさと豊かさの間に優しさがあり
未熟さと背伸びの間に美しさがある

気配りと気弱さの間に慎ましさがあり
清らかさと気高さの間に尊さがある

希望と絶望の間に夢があり
信頼と疑念の間に祈りがある

トキメキと切なさの間に恋があり
くちづけと天国の間に愛がある

1101 CHERRY ICE CREAM

彼等の足音が、近づいてくると、
僕等は鼓動の高鳴りを抑えることができなくなる。
そして再び、僕らはあの奇跡と遭遇することができるのだ。
1981年のプラネット・アースでの衝撃的な出会い以来、
彼等は、ずっと僕等のピンナップ・スターだったけれど、
決して、お行儀よくポートレイトの中に留まるなんてことはなく、
ワイルド・ボーイズ達は、常に貪欲かつ華麗に時代を駆け抜けてきた。
DURAN DURAN
彼等が見せるマジックは、いつも色鮮やかな驚きと輝きに満ちていた。
彼等が新たなアクションを起こすというニュースが届くたび、
まるでX'masの贈り物を待ち詫びる子供のように、
僕等は喜んで胸の奥で寝息を立てていた純粋なる興奮を呼び醒ます。
さあ、彼等の足音が近づいてきたら、僕等も前を向いて歩き出さなくちゃ。
なぜって、彼等はいつだって、
過去からではなく、未来からやってくるのだから。

シークレット・オクトーバーを聞きながら
hide@ki matsuoka10/31/01

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