0112 ヒカリ

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キミはヒカリ
笑ってキラリ
雨あがり穂先に揺れる雫みたい

キミのトナリ
座ってフワリ
いつでもキミのそばにいるよ

ボクのトナリ
キミがキラリ
ボクにはキミが必要で
キミにはボクが必要なんだ

キミはヒカリ
だからフタリ
寄り添って歩いていきましょう

キミはヒカリ
ボクはカゲ
カゲながらヒカリをお慕いしています

0127 誰かがキミに恋してる

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誰かがキミに恋してること
キミは気づいてないのかな

真っ赤な花びらを浮かべて
人魚の様に水と戯れるキミ
静かに波打つ一日の想いと
沈んでゆく不必要な疲労感
キミが見つけたのは約束で
僕が見つけたのは甘い覚醒
一度目のキスで僕を掴まえ
二度目のキスで真実を語る
全身に広がる淀みない愛と
胸の奥を叩く理由なき不安

誰かがキミに恋してること
キミは気づいてないのかな

0209 ハートの時計

心臓の鼓動に合わせて
僕たちの時間を刻んでゆこう
誰にも合わせず
僕たちのスピードで
ゆっくり
ゆっくり
進んでゆこう

真冬の空から黄昏だけを掬い上げて
そっと僕の耳に注ぎ込んでおくれ
そしたら僕は歌を歌うから
昼と夜の境目にだけ顔を出す
奇跡をメロディーに換えて歌うから

きみは天使のように甘い口づけで
眠りについた僕を揺り起こす
そこにもここにも音楽が鳴り響いている
そして目の前には夢うつつのような
ぼんやりとした時間が波打っている

楽しい時間は
矢のように過ぎ去るものなのか?
それとも空を泳ぐ雲のように
気ままにゆっくりと流れるものなのか?

何ひとつ急がなくて良いんだ
何ひとつ遅すぎるものはないんだから

ハート型の時計で
僕たちの時間を刻んでゆこう
鼓動に合わせて
二人で歩けるスピードで
一歩
一歩
歩いてゆこう

0223 永遠への切符

冷たい風に肩をすくめ
窓の向こうに立つきみに手を振り
柔らかな一日を終えた帰り道

別れ際に見た温かなきみの微笑みの残像を
切符と一緒に胸ポケットに仕舞って
座席の一番端で手摺に寄りかかりながら
今日きみと交わした言葉に耳を澄ます

右手の甲に残るきみの優しさの温度を
シャイで不器用な左手で確かめながら
ぼんやりとした輪郭をした次に逢う約束を
愛しさの両腕で背中からそっと抱き締める

帰り着いた部屋のテーブルに置かれた
キャンドルを実らせた小さな樹から
ユラユラとバニラ色の願い事が舞い落ちて
灯火が僕の目の前に美しい幻影を
手品師みたいに浮かび上がらせる

それは帰り道
胸ポケットに仕舞ったはずの
僕を照らす温かなきみの微笑み
月の光のような一日の終わりに降り注ぐ
深い慈悲に満ちた天使のくちづけ

もしかして
胸ポケットに仕舞った切符の行き先も
きみは知っているのだろうか?

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0412 いつまでも忘れてはいけないこと

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喧噪の中で心を鎮め自問自答する

罪を背負って歩み続けられるか?

理解されるかされないかではなく

石や槍が飛んで来るからではなく

僕が忘れてはいけないことがある

それは目の前の相手が敵ではなく

感謝するべき人であるということ

0413 きみの心の奥に住む天使

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それはいつも電話を切った数秒後にやって来る

部屋の片隅からすくっと立ち上がって
音も立てずにこちらに歩いて来ると
ソファーに座った僕の隣にちょこんと腰掛ける

そして僕に優しく微笑みながら
今日の出来事のヘッドラインを
ひとつひとつ丁寧に報告してくれる

温めたミルクに
粉末のコーンスープの素を入れて
朝目覚めたばかりの時間のような
真夜中の一杯をゆっくりと飲み干す

楽しくおしゃべりしている時以上に
想いを伝え合っている時間がそこにはある
それはまるで部屋を漂うほのかに甘い香りのような
目には見えない美しさを持つ類いのもの

それは風のように柔らかな手で僕をベットに誘い
天国に連れ去るようにして深い眠りに就かせてくれる
おやすみを言ってから夢の中に辿り着くまでの
短くも色濃い安らぎに満ちた数分間

それはいつもきみより少し後からやって来て
この部屋でゆっくりくつろぐのが好きらしい

0417 淡い羽音

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午後の太陽の口づけが
きみの服に反射して
柔らかな時間を作り出す

どこからともなく
淡い色彩の羽音がやって来て
僕に目眩を起こさせる

小さな二つの
水たまりのような心が
ひとつの同じ青さを映す

それを隔てるものはなく
それを分つものもない
けれどそこには
ひとつの同じ探し物がある

0428 一粒のスケッチブック

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スケッチブックを一粒かじったら

初めて見る想像力の味がした

それはきみの口づけと同じ味

ローズヒップティーを一口飲めば

飲み干した後の安らぎまでも

容易く想像できるように

僕はページを静かに捲って

遠い未来を味わった

それは最後の一滴まで

少しも変わることのない

ピュアな甘い蜜の味のように

僕はたった一口で

その絵の虜になってしまった

0713 一番聞いて欲しい事

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言いたい事を言う

そんな簡単な事が
本当に難しい時がある

言いたい事

だから言わない時
考えた末に言う時
なのに言えない時

言いたい事

言う時も言わない時も
その前の迷いの中にこそ
本当に言いたい事が隠れていたりする

それが一番聞いて欲しくて
それが一番聞きたい事なのかもしれない

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0808 僕の右手 きみの左手

僕の右隣に座るきみ
そこはきみの指定席

僕の右手から
きみの左手へ

ゆっくりと想いが
浸透してゆく

二人の体を流れる想いが
同じ色と濃さになる頃

僕の右手はきみの右手と
きみの左手は僕の左手と

同じ夢と愛と安らぎを
つかむ力を手に入れる

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0820 満天の星空の下


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星空が言うには

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僕は

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答えも
方向も
計算も
判断も

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笑い方も
泣き方も
愛し方も
生き方も

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スタイルも
こだわりも
向合い方も
頑張り方も

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靴の履き方も
鞄の持ち方も
本の読み方も
数の数え方も

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ゲームのし方も
順番の付け方も
約束の守り方も
宝物の探し方も

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優しさの使い方も
大切さの示し方も
出口の見つけ方も
夢の追いかけ方も

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すべて

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間違っているらしい…

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空から眺めたら
星の数ほどの間違いが
さぞやはっきり
見えるんだろうな

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僕ときたら
美しい満天の星空の下
最も輝く星だけ見つめて
ふらりふらりと
夜道を彷徨っているのだから…

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星空が言うには

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僕は

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幸せを

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決して

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見つけられないらしい…

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その言葉を聞いて

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僕は知ったんだ

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たとえ

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空から眺めても

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心の中は見えないってことを

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